マネージャーの読書会を開いた話
概要
今年3月から、マネージャーたちに声をかけて、希望者で読書会を始めました。 読みたい本はslackで募集して決めました。 読書会は、ABD (Active Book Dialog)的に読む時間+共有の時間で構成される1.5hで行いました。 マネージャー同士でもあまり話したことないパターンもあるので、初回には参加者のお勧め本を共有するのをアイスブレイクとしました。 読後の感想はこちら
基本情報
ざっくりアジェンダ
- 5 min 集まる & 雑談
- 20-30min それぞれ読み読んだ内容をまとめる
- 15min * 3-4 読んだ内容の共有とコメント
人数
5人 (ただそれぞれ来れない時もあったので、それぞれの回に来ていたのは3-4人)
場所
zoom
頻度
週一
共有時に出た話題メモ
- 評価やOKRの話
- 前職で品質向上のための標準化をしてた話
- ある部署で機能していた測定指標を無理やり横展開しようとしていた
- マネーボール
- 塁をどれぐらい奪うか/ 打球の角度などを計測
- 合理的・合理主義者
- 自分の今捉えている前提における合理を正しいと思い込みすぎる弊害
- サービス開発のKPIの話
- 大学の測定実績のリアルな話
- ソフトウェア開発における指標とは
- Deploy / Developer /Day
- LeanとDevOpsの科学[Accelerate より
- Deployment Frequency
- Lead time for changes
- Time to restore service
- Change failure rate
- PRのmergeされるまでの時間を計測していた話
やってみての感想
どうやったら勉強会/読書会の満足度が上がるかという質問に以下のようなフィードバックをやったマネージャーからもらいました。
- ケーススタディやロールプレイなどの自分たちの状況を踏まえた上でどうやるかのディスカッションの時間を作るなど
- 辞めずに継続的にやっていけば自然と上がる気がしています
- やはり1時間半の時間をどう捻出するかというところが一番気になるところです。自身も、新しい本を皆で読みたいという気持ちと、貴重な1時間半を業務に使えないというジレンマが正直ありました。 実際参加すると自分一人で読んでいては気づけなかった視点や、情報を聞くことができ、とても有意義でしたので、まさに長期的視野に立てるかどうかの部分だと感じています
その場で読むので、宿題として読んでなくてもいいから脱落しづらいというのはあったと思うのですが、忙しい方達を毎週1.5hというのはなかなか難しいとこではありました。 また、共有の時間とコメントは特にやり方を決めてやってたわけではないのですが、より実戦に取り入れていけるようなやり方でできると多くの人にとって費用対効果がいい形にできるかもと思いました。