Training from the BACK of the room まとめ#4
前回に引き続きTraining from the BACK of the Roomの紹介です。
Conclusionの概要
トレーニングの締めの話。まとめやったりフィードバックもらって締めることが多いが、前にも紹介した通り、最初と最後というのは記憶に残りやすいので学習内容に結びつくことをやるべき。以下の四つのカテゴリーのアクティビティがある。
- Learner-Led Summaries: 学習者自身がまとめを作ってそれをグループに共有するなど
- Learner-Focused Evaluations:トレーニングの前に知っていたこととトレーニング後学んだことを比べるなど
- Learner-Created Action Plans: そのまま 今後のアクションプランを作る
- Learner-Led Celebrations: 例えばグループで学んだことを表現するような音や動きを作るなど
Learner-Led Summaries
学習者自身に自分でまとめを作るアクティビティそのうちの一つ `Learning Logs"は以下のようなもの
ワークシートに以下のような質問を書いて渡す
ワークシートを元に数分で学習者にLearning Logを書いてもらう。
- Learning Logは学習者が共有したくないと言えばしなくてもいいし、してもいいし時間があるなら共有しあってもいい もしくは希望者に共有してもらってもいい ポイントとしては、ただ単なるまとめというよりは今後どう使うかということを考えること。
Learner-Focused Evaluations
トレーニングのフィードバックをもらいながら学習者に理解を深めてもらう。
そのうちの一つ Where Do you Stand?
は以下のようなもの
- トレーニングルームを以下の三つのエリアに分けると学習者に説明する
- 片側は"まだ準備できてない"
- 真ん中は"途中"
- 逆側は"準備完了"
- スライドなどでエリア分割の説明をサポートしても良い
- 学習者に学んだことに関して思い出してもらい、学んだことが使える準備できているかということに関して精査してもらう
- その準備状況に応じてそれぞれのエリアに動いてもらう
- 移動後にペアや3人組で以下の質問に答えてもらう
- "まだ準備できてない"と思うなら、"途中"にするためにはどうすればいいですか?
- "途中"と思うななら、どうすれば"準備完了"になりますか?
- "準備完了"と思うなら、そこにい続けるもしくはあなたの継続的な学びをサポートするために何をしますか?
- 5分ぐらいでペアで話してもらい、希望者にクラス全体に共有してもらう
Celebrations
例えば、トレーニング後証明書を渡すというようなことがあるトレーニングであれば、それを祝いながら楽しい気持ちになって終わるというようなもの。
そのうちの一つCircle Celebration
は以下のようなもの。
投げられる柔らかいボールを用意する
- 学習者に円になってもらう、トレーナーも円に入る
- ボール持っている人は以下を説明してもらうということを説明する
- トレーニングで楽しかったこと
- グループメンバーに感謝していること
- 学んだことをこれからどう使うか
- 最初に人にボールを渡す
- 学習者は全員が喋るまでランダムにボールを渡して行く
- 拍手で終わる バリエーションとしては、座ったままでやるだったり、クラスの人数が多すぎる場合は、グループに分けてやるとかがある
感想
これも今までの流れ通りに学習者を主体としてやっていくのが大事なのだと思う。 Fun-Done-Learnは Celebrations
の章の Circle Celebration
に似ているかも。