コンサルタントの秘密を読んで #2

前回に続いて、残りの章も心に残った法則を紹介したいと思います。

第四章 そこにあるものを見るの法

金槌の法則

クリスマスプレゼントに金槌をもらった子供は、何でも叩きたがる。」というもの。ある特定のやり方がある問題を解決するのになまじうまく言ったからそれがぴったり合わないような場面でもそのやり方に固執するというのはありそうだから改めて認識しておかないとと思いました。あと、ソフトウェア開発においても、ライブラリーやフレームワークなどは複数の選択肢があるのだからちゃんと比較してぴったりくるものを選ばないとというのも大事だなと思います。

ボールディングの逆行原理

ものごとがそうなっているのは、そうなったからだ」あるパン屋がまずいパンを食べてこれは自分の方が美味しいパンを焼けると思って、パン屋を始め、事業を拡大していくうちに結局自分もまずいパンを作り始めるというストーリーから来た言葉。何か今悪い状態になっていてもそれは、なるべくしてそうなったパターンが多いので、ちゃんと歴史を学び同じ失敗を繰り返さないようすべきという話。サービス開発だと、技術的負債とかレガシーコードみたいな文脈で、「何だこのいけてないコードは自分だったら。。。」とやってたけど、数年運用しているうちに結局負債を生み出すというのはもう何千何万と繰り返されてそうな話な気がします。

問題解決に関するスパークスの法則

問題を解決できる見込みは、問題を起こしたのは誰なのか見つけ出そうとする立場に近づけば近づくほど減少する。」これは、新人コンサルタントが依頼主と最初に話した時に、現状をボロクソに言ったら、依頼主が現状を作った張本人であったというエピソードで紹介されています。 ボールディングの逆行原理 にも書いてある通り、現状がそうなっているのは過去の判断が全く持って見当外れだったという訳ではないことが多いし、その責任者が依頼主の関係者であることが多いということです。他にも"尋問しないようにしよう"、"批判のためじゃなく、理解のために調査しよう"、"現状のうち良い点を見つけてそれに言及しよう"など振り返りなどに意識した方がいいことが書いてあります。

五分間の法則

依頼主は常に自分たちの問題の解き方を知っている。そしてその解答を、最初の五分間の間に口にする。」そうとも限らんだろうと思った法則ですが、何か話を聞く時に、その人が直接いう言葉だけでなく、ちゃんと観察して、隠された解答を見つけ出すという視点を忘れないようにしないとと思いました。